日本語のみ/Only in Japanese
プリンセススイートクラス以上の船客のアウトドアダイニングガーデン
プリンセススイート以上の乗客のデッキスペース
プリンセススイート以上のサンデッキからプールを望む
キュナードが守り続けている他の客船との違いは「階級制」であろう。客室のカテゴリーによって、利用できるレストランを4クラス‐‐‐「クィーンズ・グリル」「プリンセス・グリル」「ブリタニア・クラブ」「ブリタニア・レストラン」‐‐‐と4箇所設けている。
日本船はクラス料金は格段に差があっても、サービスはどの料金クラスでもほぼ同じ。同じ食事、同じスペースでのエンターテイメント鑑賞、、、一律を尊ぶ国民性か、、、スィート客の5分の1の料金で乗っている人がスイート客に「その席、うちら4人だから退いてくれへん」などと不愉快な思いをすることもある。
プリンセス・スイート以上の船客には食事も1回制、時間の幅もたっぷりとってあり都合の良い時間に食事ができる。そのほかのキャビン客の食事は2回制で、時間内にテーブルに着くことが求められる。
またバトラー付のお部屋にはダイニング・レストランと同様の料理を部屋内やバルコニーに用意してもらえる。このクラスにはアラカルトも豊富であらゆるリクエストに対応してもらえ、細やかなサービスは徹底している。
12階の広々したデッキはプリンセススイート以上のグリル船客の専用デッキになっているし、他にもさまざまなサービスが設定されていてそれ相応のサーヴィスを受けている満足感が大きい。
大型客船の場合、何千人もの人 人が寄港地等で乗り降りするので、下船の折もグリル・クラスの乗客は優先となる。錨泊で沖から他のボートに乗り移って上陸の場合にも「優先乗船券」が渡される。
乗客のためのの教室等:
ある航海日、開催された教室、イヴェントをご紹介してみよう。
magnifika参加
午前:フィットネス教室4クラス
初級ブリッジ教室
水彩画教室
クイズ大会
有料フィットネス教室
パドルテニス大会
中級ブリッジ教室
一人旅の船客の集い
ヘアー・ショー
ダーツ大会
講演者のサイン会
午後:プールサイド生演奏
乗客による合唱団結成式
ラインダンス教室
水彩画教室
ジュエリー・メーキング教室
社交ダンス教室 チャチャ
ソーシャル・ウィストプレイ
ショートマットボール大会
ジュエリーメーキング教室
映画「A Long Way Down」
スノーボール・ジャックポット ビンゴ(ビンゴのカードは購入して参加)
刺繍・編み物の会
卓球大会
アフタヌーン・ティ
ピラテス教室
午後のクイズ大会
ゴルフパット大会
ノルディック・ポールウォーキング
(参加してみたいものがありましたか?他日にはまだまだ様々な教室が開催されていましたがとても書ききれませんので、これまで。)
そう、そう、QEでは毎日アフタヌーン・ティーが供されるのです。それも楽しみの一つ。ウエイトが少々心配ですが・・・
5:00以降
ドレスコードはフォーマル指定日以外は全てインフォーマル。つまりパブリックな場所に行くには男性は要ジャケット。女性はドレッシーな装い、と毎夜身繕いする必要がある。そんな気分になれない日は、デッキ9の「リド・レストラン・ビュッフェ」が常時開いている。つまり同室者との諍いの後、揃ってダイニングに行く気分でないときなど、逃げ場がきちんと用意されている。(笑)
あちこちのパブリックスペースでジャズからクラシックまでさまざまな音楽演奏、ステージ・エンターテインメント、クィーンズルームではこの日オーストラリア・ボール開催。ユージーンとダリア(ダンス講師)のデモンストレーションなどなど。日が変わるまで果てしなく華やかな夜が更けてゆく。
洗濯:
各階に洗濯室があるが日本の船に比べて洗濯機も乾燥機も数が少ない。使い勝手も良いとは言えない。使用時間にも制限があり煩わしい。その代り定期的に各階ごとに日を決めてランドリーバッグに詰め放題でUS$40ドルほどのサービスがある。大事な衣服は別として日常着はこのサービスで充分。
キャビン選びや船内生活のご参考になるかどうか・・・掲載してみました。