数ヶ月にわたり、リハビリのため病院に通っています。
両肩の腱板がわずかな負荷に耐えられず損傷をきたして
しまったのでした。
2008年には左肩腱板が断裂しました。今回はコロナで
スポーツクラブにも行けない中、時間ばかりはたっぷりあるため
前科者のくせにヴァイオリンを一日中弾く生活で上半身の
筋肉全体が極度に疲労していたことが判明。
一触即発は除湿機を移動しようとした瞬間にやってきて
両肩で炸裂しました。
以後電子機器の使用禁止、ハンドバッグ所持禁止、
当初は運転もままならず家人を煩わせる生活が続きました。
週3回のリハビリテーションが課せられ、それ以外のことは
人任せで5ヶ月、今月から週2回のリハビリテーションとなり、
ずいぶん両腕の可動域も広がりました。
不自由な中にも良いこともありました。
病院の待ち時間が読書時間となり、
amazon でランダムに取り寄せた10冊ばかりの文庫本と
既存の本を集中して読破できたことです。
一昨日読み終えたのは、東野圭吾「クスノキの番人」、
長年読みかけのまま放置していたエーリッヒ・フロムの
「愛するということ」もゆっくり味わいました。
物事には何でも表裏があって、リハビリテーションの痛みで
泣いたり、喚いたりする準備時間のご褒美が用意されていた、
ということでしょうか、、、
ブログの更新も訪問もままならない時期もあって
欠礼も多かったこととお詫びします。
今年も豊かなご投稿を介してのお付き合い
よろしくお願いいたします。